Appleの衛星計画は緊急事態以外にも拡大する可能性、新たな特許で示唆

Appleの衛星計画は緊急事態以外にも拡大する可能性、新たな特許で示唆

衛星経由の緊急SOS機能は昨日、新たに4カ国で提供が開始されましが、同日に認められた特許によると、Appleの衛星計画は緊急時に支援を得るよりもはるかに広範囲に及ぶ可能性があります

緊急サービスはテキストベースの通信に限定されていますが、Appleの特許には衛星通信を音声や動画などに利用する方法が記述されています

衛星経由の緊急SOS機能

Appleでは、この機能を次のように説明しています

携帯電話やWi-Fiが使えず、救急隊に連絡できない場合、iPhone上に簡単なインターフェースが表示され、衛星回線を利用して救急隊を呼び出すことができます。ユーザーが簡単なタップ操作で重要な質問に答えられるよう、簡単なアンケートが表示されます。このアンケートは最初のメッセージとして派遣会社に送信され、派遣会社はユーザーの状況や位置をすばやく把握することができます

このサービスは先月、米国とカナダで開始され、昨日、英国、フランス、ドイツ、アイルランドに拡大されました、Appleによると、来年にはさらに多くの国への対応が予定されています

Appleの衛星計画はさらに進む可能性が

サービスをさらに多くの国に拡大した同日に認められた特許は、Appleの衛星計画がテキスト以外にも、緊急時の利用以外にも拡大する可能性を示唆しています

Patently Appleによると

transceivers #28およびantenna radiators #30によって伝送される衛星通信データには、メディアデータ(例えば、ストリーミングビデオ、テレビデータ、衛星ラジオデータなど。)、音声データ(例:電話の音声データ)、インターネットデータ、および/またはその他の必要なデータを含めることが出来ます

Appleは現在、衛星通信機能をサポートするのに4億5,000万ドルを約束していますが、これは、ごく一部の iPhone 所有者に役立つサービスに対して、Apple の基準から見てもかなりの金額です

しかし、それがさらなる始まりであるなら、投資はかなり控えめに見えるかもしれません

もちろん、通常のApple特許の免責事項が適用されます、同社は、実際の製品やサービスの中で、かつてないほど多くのアイデアの特許を取得してます

しかし、衛星通信が冒険家やヨット所有者のものから一般のインターネットユーザーへと進化していることから、この技術に会社が投資するのは間違いなく理があると思われます

(Via 9to5Mac.)


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