Apple、Apple Watchの販売差し止めを求める企業を「報復」提訴
Appleは、医療技術企業であるMasimo Corpが10件の特許を侵害しているとの主張で、同じく特許侵害の主張でApple Watchの禁止を求め続けているとして、Masimo Corpを提訴しています
Masimoは、Apple Watchにおける10件の特許侵害に加え、主要な人材の雇用による企業秘密を盗んだ疑いもあり、2020年に初めてAppleを提訴しています
2021年に再び訴訟を起こし、特に血中酸素測定技術に関する5件の特許侵害を理由にApple Watch Series 6の販売を禁止すべきだと主張しています
今回、ロイターによると、Apple自身が、Masimoのスマートウォッチ「W1」シリーズが複数の特許を侵害しているとして、2件の訴訟を起こしているとのことです、Appleによると、Masimoが「Appleの知的財産を入念に調べ」、機密情報を受け取ったのは、前回の訴訟のときだったと言います
Masimoは、スマートウォッチや健康監視技術に関する複数の実用特許を侵害したとして訴えられています、また、Apple Watchの外観と使い心地に関する4つのデザイン特許を侵害していると主張しています
Appleはまた、Masimoが訴訟を利用してApple Watchを販売から除外し、「Masimo自身の時計に道を開けようとしている」と非難しています
ロイターが確認した声明の中でMasimoは、Appleの訴訟は「報復的」なものであり、「当事者が過去3年間論争を続けてきた法廷を回避しようとしているようだ」と主張しています
Appleの広報担当者はこれとは別に、米CNETに対し、今回の訴訟が 顧客に代わって当社が進めるイノベーションを守る」ことを期待して、Masimoを提訴したことを明らかにしています
(Via Apple Insider.)
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