Appleは、6月末に初代iPad Proを同社のビンテージ商品リストに追加する計画だと、今週Apple StoreとApple認定サービスプロバイダーに配布した社内メモで発表しました

Appleが最後に販売用に製品を流通させてから5年以上経過した製品が「ビンテージ」にななります

ビンテージ製品はこれまでAppleでの修理の対象外でしたが、現在はAppleストアとApple認定サービスプロバイダーが、部品の在庫状況に応じて最大2年間、ビンテージ製品の修理を提供しています

2015年11月に発売された初代iPad Proは、それまでのiPad全モデルの9.7インチディスプレイよりも大幅に大きい12.9インチディスプレイを搭載していました

このデバイスと同時に、AppleはSmart Keyboard for iPadとApple Pencilを発表し、iPad ProはMicrosoftのSurfaceなどのハイブリッドタブレットと直接競合する存在となりました、Smart Keyboardは、iPad Proの新しいSmart Connectorにマグネットで取り付けられます

初代iPad Proは、AppleのA9Xチップ、8メガピクセルの背面カメラ、Touch ID付きホームボタン、4つのスピーカーも搭載していました

なお、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの32GBモデルも6月末にビンテージに分類されるとメモに記載されています

奇妙なことに、複数の情報筋がMacRumorsに伝えたところによると、Appleは32Gバイトストレージ搭載のApple TV HDを販売し続けているにもかかわらず、Appleのメモには、6月末にはこのデバイスもビンテージ製品に分類されると記されていると述べています

もしAppleの次のWWDCカンファレンスでApple TV HDの製造が中止されたとしても、Appleの現在の定義で「ヴィンテージ」に分類されるには時期尚早だろう。配布が終了してから5年も経過しているわけではないからです

Apple TV HDは誤植であり、Appleは実際には第三世代Apple TVの「Rev A」エディションのことを指していたのかもしれません

「Rev A」エディションは、その後もバックオーダーが満たされたため、しばらくは入手可能だった、つまり最後に配布されてからちょうど今5年を迎えるデバイスである可能性がある、ということです

(Via MacRumors.)