11 Apr 2021

Appleの次期CEOは誰になる？

01409 PV約4分

Tim Cook氏は、彼が10年後もAppleのCEOである可能性は低いと示唆しています

Tim Cook氏は、あと数ヶ月でAppleのCEO就任10周年を迎えます

Steve Jobs氏は、2011年8月に健康上の問題から退任し、クックを後継者に指名しました、Jobs氏はそのわずか数ヵ月後、膵臓がんとの長期にわたる闘病生活の末に亡くなりました

昨年60歳になったCook氏は、The New York Timesのインタビューの中で、自分が10年後もAppleのCEOである可能性は低いと認めていますが、現時点では引退後の具体的な計画はありません

そうなると、投資家の間では必然的に疑問が生じます、Appleの次のCEOは誰になるのか？

Jeff Williamsでしょうか？

Appleのシニア・リーダーシップ・チームは、それぞれ数十年のキャリアを持つベテランで構成されています

現代ではあまり前例がありませんが、Appleが外部のリーダーを起用するのではなく、Macメーカーの文化を体現している内部の候補者を選ぶのは間違いなさそうです

かつては、Scott Forstall氏がCEOの座を狙っていると考えられていましたが、Cookは2012年にApple Mapsの展開が失敗に終わったことを受けて、元ソフトウェアチーフを解雇しました

また、元デザインチーフのJony Ive氏がCEOに就任するという憶測も定期的に流れています、しかし、Ive氏は2019年にAppleを退社して自身のデザイン会社を立ち上げており、最高経営責任者になることに興味を示したことはありません

さらに最近では、AppleがCOOのJeff Williams氏を同社の次期CEOに検討しているとの指摘があります

Cook氏の長年の副官であるWilliams氏は、Appleの広大なグローバルオペレーションを管理する方法を知っており、同社の規模の大きさを考えると、これは非常に重要なことです

Cook氏は、2011年にCEOに就任する前に、AppleのCOOを務めていたこともあります、BloombergのMark Gurman氏によれば、Williams氏はCook氏の後継者として広く認められていると言います

今日では、サプライヤーとの交渉、流通の調整、サプライチェーン・ロジスティクスのやりくり、そして何万人もの従業員を結集する能力は、Appleの実行力にとって、次のビジョンとなる製品を夢見ることよりも重要であることは間違いありません

しかし、Williams氏が製品部門に欠けているというわけではありません、Williams氏は現在、Apple Watchの開発を指揮し、デジタルヘルス戦略を統括しています

また、Ive氏が去った後は、Appleのワールドクラスのデザインチームの管理を担当しており、現在のCookしよりも製品開発に深く関わっていると言われています

また、Macworldが読者へのTwitterフィードに「AppleCEOのTimCookの後継者」の世論調査を掲載しています

これによると、次のような結果となっています

OK, we know Tim Cook isn't retiring for a while, but if he was, who do you think should be his successor?

— Macworld (@macworld) April 8, 2021

Macworldは次のように述べています

Appleのすべてのリーダーの中で、FederighiはAppleのユーザーとファンに最も認知されており、彼はアップルのイベント中にショーマンシップのマントを引き継ぎ、必見のパフォーマンスで熱意、知性、ユーモア、魅力を組み合わせることができました。さらに、彼は本当に素晴らしい人のようです