Appleは、2020年3月28日までの2020会計年度第2四半期の決算を発表しました

同社の四半期売上高は583億ドルで、前年同期の580億ドルから1％増加し、希薄化後1株当たりの四半期利益は前年同期の2.46ドルから4％増の2.55ドルでした

海外売上高は、四半期の収益の62％を占めました

AppleのCEO、Tim Cookは声明の中で、次のように述べました

COVID-19の前例のないグローバルな影響にもかかわらず、Appleはサービス分野で過去最高記録を更新し、ウェアラブル分野でも四半期最高記録を更新したことにより、今四半期の売上高が成長したことを報告できることを誇りに思います


このような厳しい環境の中で、Appleのユーザーは、つながり、情報、創造性、生産性を維持するために、新たな方法でApple製品を頼りにしています。私たちは、革新的な方法でこれらのニーズに応え続けるだけでなく、世界中の医療関係者に送った数千万個のフェイスマスクやカスタムメイドのフェイスシールドから、Global CitizenやAmerica’s Food Fundのような組織に数百万個の寄付をするなど、世界的な対応をサポートするために恩返しをし続けることにやる気と意欲を感じています

AppleのCFO、Luca Maestriは声明の中で

私たちは世界中のAppleチームを誇りに思っていますし、この困難な時期にビジネスと財務のパフォーマンスがどれだけ回復力を持っていたかを誇りに思っています


当社のアクティブインストールデバイスのベースは、当社のすべての地域セグメントとすべての主要製品カテゴリーで過去最高を記録しました。また、当四半期の営業キャッシュフローは133億ドルで、前年同期比22億ドルの増加となりました。当社は将来に自信を持っており、お客様の生活を豊かにし、米国経済に 3500 億ドルを貢献するという 5 年間のコミットメントを含む長期計画をサポートするために、事業のあらゆる分野で多額の投資を継続しています

カテゴリー別の純売上高

• iPhone：289億6,200万ドル
• サービス：133億4,800万ドル
• ウェアラブル、ホーム、アクセサリー：62億8,400万ドル
• Mac：53億5,100万ドル
• iPad：43億6,800万ドル

Appleの決算発表に先立ち、アナリストのコンセンサス予想（Refinitiv）は、売上高545.4億ドル、EPS2.26ドルでした
第3四半期のガイダンスでは、アナリストは売上高516.1億ドル、売上総利益率39.2％、営業費用92.6億ドルを予想していました

コンセンサス予想

• iPhone：283億9,000万ドル
• サービス：128億5,000万ドル
• ウェアラブル、ホーム、アクセサリー：70億ドル
• Mac：52億6,000万ドル
• iPad：42億8,000万ドル

Appleの取締役会は、同社の普通株式1株当たり0.82ドルの現金配当を6％増配することを宣言しました
この配当金は、2020年5月11日の営業終了時に記録された株主に対して、2020年5月14日に支払われます
また、取締役会は、既存の自社株買いプログラムに500億ドルの増額を承認しています

AAPLの終値は、293.80ドルで前日の287.73ドルから6.07ドル（+2.11%）上昇しています