Apple、Siriのプライバシー 保護機能を強化する「Siriグレーディングプログラム」の変更を発表
Appleは今月、Siriのグレーディングプログラムを一時停止しました
このプログラムでは、サードパーティの請負業者がSiriの有効性を評価するために音声の一部の情報を聴きました
本日、プレスリリースで、AppleはSiriのグレーディングプログラムを説明し、会社が行っている変更を行いました
私たちがSiriのクオリティを評価するプロセス(私たちはグレーディングと呼んでいます)の一環として、Siriで録音された音声を人が聴いているという最近の報道にお客様が懸念をいだかれていることを知っています。私たちはお客様の心配の声を耳にし、すぐにSiriへの頼みごとを人間が聴いて行なうグレーディングを停止し、私たちのやり方と方針を徹底的に見直す作業に入りました。その結果、Siriにいくつかの変更を加えることを決めました
Appleは、お客様が期待するプライバシー基準を満たしていないことを謝罪し、オペレーティングシステムのアップデートがリリースされたときにこの秋に実装される3つの変更を概説しました
- まず、初期設定としては、私たちはSiriがユーザーと行なったやり取りの音声録音を今後は保持しません。コンピュータが生成した書き起こしはSiriの改善のために今後も使用します。
- 次に、ユーザーは自らのリクエストの音声サンプルから学習することでSiriが改善することを許可することができるようになります。私たちは多くの人たちが、Appleが彼らのデータを尊重し、強力なプライバシーコントロールを持っていることを知った上で、Siriの改善に協力することを選ぶことを希望しています。改善プログラムに参加することを選んだ場合でも、いつでもやめることができます。
- 最後に、お客様が改善プログラムに参加することを選んだ場合、Siriとのやり取りの音声サンプルを聞くことができるのはAppleの従業員だけです。また、意図せずSiriを呼び出してしまったと判断された音声録音は削除します
Appleは最後に「すべて中心にあるのはお客様です。それにはお客様のプライバシーを守ることも含まれています。私たちがSiriを作ったのは、お客様がプライバシーの権利を犠牲にすることなく、より早く、より簡単に物事を片づけるお手伝いをするためです」と述べています
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