Appleの、Apple Watchが真のスマートウォッチになる時

Appleの、Apple Watchが真のスマートウォッチになる時

まいど、酔いどれ( @yoidoreo )です。

LTEチップを搭載

Bloomberg」によると、Apple Watchを携帯電話網に直接接続することを計画しているようですが、これはiPhoneへの依存を減らすためのものでしょう

現在のところ、Apple WatchはBluetoothでiPhoneに接続して音楽をストリーミングしたり、地図で方向をダウンロードしたり、外出先でメッセージを送信したりする必要があります

今年末までにリリース予定の新しいApple WatchモデルはLTEチップを搭載するとどうなるのか?

iPhoneなしのApple Watchのみで次のような事柄が出来るようになります

  • オンデマンドでApple Musicから音楽をダウンロードする
  • SiriにiPhoneなしで質問する
  • 地図で経路を取得する
  • 運動中に緊​​急メッセージを送信(および受信)する
  • 電話をかけて電話を受ける
  • Apple Payを使用して支払う

これらが実現し、スタンドアローンになることで

フィットネスジムでは、iPhoneをロッカーに入れたままで、緊急の電話やメールのやり取りが出来ます
外でランニングやウォーキング時においても同様にiPhoneを持たなくても心配することは在りません




バッテリの問題

現状、LTEチップを搭載すると今以上にバッテリの消費が多くなってしまいます、この問題をクリアすることが大切になってきます

Fastcompany」によれば、AppleはLTE-M(Machine for Long Term Evolution)を使用することができるそうです

これは、100〜200ビット/秒のデータを伝送する低帯域幅規格で、「AT&TとVerizonはこれをサポートしており、バッテリ寿命はまったく影響を受けません」とMoorhead Insights&Strategyのアナリスト、Patrick Moorhead氏は言っています

iPhoneが傍にある時はiPhoneに接続し、Bluetoothが届かなくなればLTEで接続することで、極力バッテリの消費は押さえられるようになるのではないでしょうか?

真のスマートウォッチへ

Apple Watch、AirPods、そして今話題になっている「iOS 11」でのARKitを使った拡張現実を利用したiGrassと呼ばれている眼鏡が現実のものとなると、今iPhoneを使って行っていることの大半が出来るようになるのではないでしょうか?

Apple Watchはフィットネスだけでなく、医療もターゲットにしています

そうなった時に、iPhoneに依存しない真のスマートウォッチにApple Watchがなる時ではないでしょうか?

ひょっとすると、iPhoneに取って代わるデバイスになるかもしれません、それには「Siri」の進歩が欠かせないのではないかと・・・入力装置が無いわけですから「Siri」に頼ることになると思います

現在の「Siri」はまだまだ英語と比較すれば日本語では非力です、HomePodでの「Siri」の進歩が重要になってくるように思います

数年先が、どのように変わっているか楽しみですね


では、では・・・



COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By Pacheco

    「電話ができる腕時計」、まるで鉄腕アトムかサイボーグ009の世界ですが、Appleの次のbreakthroughはこれしか無いと思っていました。何年かすればコモディティー化はするかもしれませんが、バッテリーライフの問題さえ片付いているのなら、間違いなく大ヒットするでしょうね。わたしも、初代Apple Watchが出た当初から、スタンドアローンになって初めて意味があると思って来ました。いよいよ、その時がきそうですね。
    ただ、実際に電池がどのくらいの時間持つのか、電話番号をiPhoneとシェアすることができるのか、回線使用料がどのくらいになるのか、Siriがどのくらい使い物になるのか、AirPodsは同梱されるのか、強い電磁波が発生する肌に密着するデバイスによる健康被害の可能性は、などなど疑問は多々あります。
    Homepodのファームウェアからいろいろ溢れてきたというのがこの間の新製品情報の証拠だそうですが、私はAppleによる意図的なリーク、ある種のティーザー広告だと思うのですが、いかがでしょう。

    • By 酔いどれ

      Pacheco さん、コメントありがとうございます

      電話番号は単独での取得では意味がないので言われるようにiPhoneとのシェアが基本になりますね
      バッテリに関しては、人夫々利用方法が違うので判断はかなり難しい部分になるのではと思っています、睡眠に使っているようなセンサーでは殆ど消費しませんが、ランニングやウォーキングでGPSや心拍数の様に頻繁に取得する必要が在るものに関しては、バッテリの消費は大きいです

      iPhoneで電話をしてもミュージックを聴いてもバッテリの消費はしれていますので、頻度によりますがそれほど影響はないものと思っています

      健康に関するセンサーも一つ一つ捕らえるとたいしたことはないように思っています

      ただ、これらを全てApple Watch単体で行おうとすると、チリも積もればでそれなりのバッテリの消費が在ると思っています、やはり完全にスタンドアローンは未だ厳しく、暫くはiPhoneとの連携は必要で使用するしないの選択オプションが必要な気がします

      懸念されているSiriは、相当に問題があると思っています、入力機能がないApple WatchですからSiriに頼らざるを得ませんが現状では対応しきれないのではと思っています

      Homepodのファームウェアから漏れた件は言われるようにAppleの意図的と思える節も在るのですが、iOS 11 betaでは完全に隠されておりこちらから情報は漏れてきていないことを考えると、意図的ではないような気がするのですが・・・

      今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m

LEAVE A REPLY TO Pacheco CANCEL REPLY

*
*
* (公開されません)