最近よく言われる不満の一つは、現代の映画やテレビ番組で効果音やBGMの不協和音に埋もれて人々の声が聞きづらくなったことです

tvOS 17では、このような場合を軽減するためのオーディオの強化オプションが追加されます、これはApple TV 4Kを使用し、HomePodスピーカーを組み合わせて設定したユーザーで利用できます

この機能は、HomePod（第2世代）スピーカーを使ったホームシアターオーディオモードを備えたApple TV 4Kでのみ利用可能です

オリジナルのHomePodやHomePod miniでは提供されません（おそらく、単一のスピーカーデザインでは異なる音声チャンネルを適切に再現できないためです）

また、この機能は標準のシステムビデオプレーヤーを使用するアプリでのみ利用できるようで、進行バーの上にある音声メニューから、「Reduce Loud Sounds（大きな音を減らす）」の隣にある「Enhance Dialogue（会話を強調する）」オプションを選択して有効にします

Appleによれば、Enhance Dialogueオプションを有効にすると、再生中の音声が分析され、俳優のセリフが効果音やバックグラウンド音楽とは別に「中央チャンネルに前面に出される」とのことです

この機能をすぐに試すには、Apple TVにtvOSベータ版をインストールし、HomePodベータ版もインストールする必要があります

今年導入予定の他のApple TVソフトウェア機能には、Continuity Cameraを介したFaceTime、再設計されたコントロールセンター、サードパーティのVPNサポートなどがあります

(Via 9to5Mac.)