iPad mini第7世代の噂まとめ:性能向上と「ジェリースクロール」問題解決へ
iPad miniの現状:2年以上のブランクに注目
iPad miniの現行モデル(第6世代)は2021年9月に発売されました。それ以来、新モデルは登場していません。
この2年以上のブランクは、Appleのプロダクトサイクルとしては珍しく、多くのファンが次期モデルを心待ちにしています。
新ディスプレイ:「ジェリースクロール」問題の解決なるか
次期iPad mini(第7世代)で最も注目されているのが、ディスプレイの改善です。特に、「ジェリースクロール」と呼ばれる問題の解決が期待されています。
ジェリースクロールとは?
「ジェリースクロール」とは、画面をスクロールした際に、上下で更新速度に差が生じ、画面がゆらゆら揺れているように見える現象のことです。この問題により、一部のユーザーから「使いづらい」という声が上がっていました。
改善への取り組み
噂によると、Appleはこの問題を解決するために、画面の組み立て方法を変更したとのこと。これにより、ジェリースクロールの影響が軽減されると期待されています。
ただし、リフレッシュレートは60Hzのままで、液晶(LCD)技術も変わらないようです。つまり、大幅な進化というよりは、現行モデルの弱点を改善する方向性と言えるでしょう。
パフォーマンス向上:A16 Bionicチップ搭載か
次期iPad miniは、処理性能も向上する見込みです。現行モデルはA15 Bionicチップを搭載していますが、新モデルではA16 Bionicチップに進化すると言われています。
期待される性能向上
A16 Bionicチップは、A15 Bionicと比較して約10%の性能向上が見込まれます。具体的には:
- CPU性能:日常的なタスクがより快適に
- GPU性能:ゲームやグラフィック処理が向上
- 省電力性:バッテリー持続時間の改善の可能性
ただし、最新のiPhoneモデルに搭載されているA17やA18チップには及びません。iPad miniのポジショニングを考えると、妥当な性能向上と言えるでしょう。
その他の改善点
性能面では、他にも以下の改善が噂されています:
- Wi-Fi 6E対応:より高速で安定したWi-Fi接続が可能に
- Bluetooth 5.3対応:省電力性と接続安定性の向上
これらの改善により、iPad miniの使い勝手は確実に向上するはずです。
デザインと色展開:新色登場の可能性
性能面以外でも、いくつかの変更が予想されています。
新色の追加
中国のSNS「Weibo」の情報筋によると、新しい色が追加されるとのこと。現行モデルはパープル、スターライト、ピンク、スペースグレイの4色展開ですが、新色の追加でより選択肢が増えそうです。
カメラの改善
同じ情報筋は、カメラの性能向上も示唆しています。具体的な詳細はまだ不明ですが、写真や動画撮影の品質向上が期待できそうです。
発売時期と将来の展望
2024年後半の発売か
信頼性の高いアナリストであるMing-Chi Kuo氏や、Bloomberg誌のMark Gurman氏によると、iPad mini第7世代は2024年後半に発売される見込みです。
将来のOLED化も視野に
さらに先の未来を見据えると、iPad miniにもOLEDディスプレイが採用される可能性があります。ただし、これは恐らく数年先の話になるでしょう。
まとめ
主な改善点をまとめると:
- ジェリースクロール問題の軽減
- A16 Bionicチップによる性能向上
- Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3対応
- 新色の追加
- カメラ性能の向上
これらの改善により、iPad miniはより使いやすく、パワフルなデバイスになりそうです。
(Via 9to5Mac.)
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