この秋、watchOS 10の登場により、私たちがApple Watchを使う方法が大きく変わります。新しい機能とジェスチャーが導入され、Apple Watchの使い心地が一段と向上します。

Appleは、watchOS 10ではほぼ全てのアプリが見直されると発表しています。これにより、アップデート後の多くのApple Watchアプリは画面全体を活用し、より多くの情報を表示し、より多くの操作が可能になります。これは、Ultraのような大きなApple Watchディスプレイにとって特に有益です。

38mmや42mmのディスプレイから、より大きな45mmや49mmへと移行する中で、Apple Watchとのユーザーインタラクションを適応させる必要があるとAppleは認識しています。そこで登場するのがwatchOS 10で、新たな可能性を多数提供します。

Apple Watchは、一目で必要な情報を提供する小さなインタラクションに最適化されています。これらのインタラクションはwatchOS 10で微妙に変更されています。

Apple Watch Series 4、Apple Watch SE、Apple Watch Ultraをアップデートする際には、以下の新しいジェスチャーを覚えておきましょう：

• 指を上にスライド：新しいスマートスタック機能を開く
• 指を左右にスライド：何もアクションは起こらない（以前はWatch Facesを変更）
• 指を下にスライド：通知を開く
• 長押し：文字盤を編集または新しいものを選択
• デジタルクラウンを回す：新しいスマートスタック機能を開く
• デジタルクラウンを押す：App Libraryを開くか、文字盤に戻る
• デジタルクラウンをダブルプレス：開いている全てのアプリを表示
• サイドボタンを押す：コントロールセンターを開く
• サイドボタンをダブルプレス：Apple Payを開く
• サイドボタンとデジタルクラウンを同時に押す：スクリーンショットを撮る

AppleがApple Watchのユーザーインタラクションを変更するのはこれが初めてではありませんが、watchOS 10はこれまでで最も大きな変更となります。新しい操作に慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんが、その効果は大きいでしょう。

これらの変更に加えて、watchOS 10ではスマートスタック ウィジェットが導入されます。これらのウィジェットは、次の会議、再生中の音楽、現在の天気など、一目でわかる情報を提供します。また、Appleは新しい指標やコースを追加し、サイクリングとハイキングのワークアウトを強化しました。

(Via BGR.)