M5 iPad Proはカメラが2つに?縦でも横でも快適な未来、Appleの次の一手とは

M5 iPad Proはカメラが2つに?縦でも横でも快適な未来、Appleの次の一手とは

iPadでビデオ通話をする時、自分の顔がなんだか横から映っているな、と感じたことはありませんか?

実はそれ、カメラの位置が原因かもしれません。2024年に登場したM4 iPad Proでは、フロントカメラが端末の側面(横向きにした時の上部)に移動しました。これは大きな変化でしたが、どうやらAppleは次の一手を考えているようです。

この記事を読めば、次のM5 iPad Proで噂されている「驚きのカメラ仕様」とその背景、そして私たちのiPad体験がどう変わる可能性があるのかがわかります。

M4で変わったばかりなのに?次期iPad Proの新たな噂

Appleの内部情報に詳しいことで知られるBloombergのMark Gurman氏が、自身のニュースレター「Power On」で非常に興味深い情報を発信しました。それは、今年後半に登場が期待されるM5チップを搭載した新しいiPad Proに関するものです。

その内容とは、なんとフロントカメラが2つになるかもしれない、というもの。

2024年モデルのM4 iPad Proで、Appleは長年のデザインを見直し、カメラを縦向きの上部から横向きの上部へと移動させました。これはMagic Keyboardなどを使って横向きで利用するユーザーにとっては、とても理にかなった変更でした。しかし、今回の噂が本当なら、Appleは再びカメラの仕様に手を入れることになります。

なぜカメラを2つも?Appleの狙いを考えてみる

では、なぜAppleはフロントカメラを2つ搭載することを検討しているのでしょうか。その理由は、私たちのiPadの使い方にありそうです。

M4 iPad Proのカメラ位置は、横向きでのビデオ会議などでは画面の中央に顔が映り、とても自然になりました。しかし、iPadを縦向きで持ってFaceTimeで話したり、SNS用に自撮りをしたりする時には、カメラが側面に来てしまうため、視線が不自然になりがちです。

私自身、打ち合わせでは横向きの便利さを実感していますが、休日にニュースやブラウザを使用する時、ビデオ通話する時は、ソファでリラックスしながら縦で持ちたいと感じることがよくあります。そんな時、カメラの位置が気になっていたのも事実です。

Appleは、この「縦向きと横向き、どちらの向きでも快適に使いたい」というユーザーの声に応えようとしているのかもしれません。つまり、横向き用のカメラに加えて、縦向き用のカメラも搭載することで、どんな持ち方をしてもユーザーが最適な位置で映るようにする、という狙いが考えられます。

M5 iPad Pro front camera_02.

実践的なアドバイス:自分の映り方、確認したことありますか?

お使いのiPadやスマートフォンのカメラが、どの位置にあるか意識したことはありますか?一度、インカメラを起動して、縦向きと横向きで自分の顔がどう映るか試してみてください。特にビデオ通話の際は、相手から自分がどう見えているかを知る良い機会になります。この小さな違いが、コミュニケーションの質に意外と影響を与えているかもしれませんよ。

カメラが2つって、見た目はどうなるの?

「でも、カメラの穴が2つもあったら、デザインが損なわれるんじゃない?」

そう心配する声も聞こえてきそうです。確かに、Apple製品の洗練されたデザインは大きな魅力の一つです。Mark Gurman氏もこの点に触れていますが、フロントカメラはiPad Proの黒いベゼル(縁)の中にうまく溶け込むため、そこまで大きな問題にはならないだろう、と見ています。

M4 iPad Proのカメラ位置変更についても、発売前は様々な意見がありましたが、実際に使ってみると多くの人がその利便性を受け入れました。今回の噂についても、もし実現すれば、そのメリットがデザイン上のわずかな変化を上回る可能性は十分にあります。

M5 iPad Pro front camera_03.

M5チップ初搭載!新型iPad Proの登場はいつ?

今回の噂の中心はカメラですが、新しいiPad Proの心臓部も見逃せません。次期iPad Proは、Appleが開発する次世代のM5チップを初めて搭載するデバイスになると言われています。

これにより、処理速度やグラフィック性能がさらに向上し、より複雑な作業や高画質なゲームも快適にこなせるようになるでしょう。プロのクリエイターから学生まで、幅広いユーザーにとって大きな恩恵がありそうです。

気になる発売時期ですが、2025年の後半が有力視されています。また、このM5チップがMacに搭載されるのは、2026年の前半になると予測されており、iPad ProがMシリーズの最新チップを最初に体験できるデバイスとなりそうです。

まとめ

今回は、次期M5 iPad Proにフロントカメラが2つ搭載されるかもしれない、というBloombergの報道をもとに、その背景や影響について考えてみました。

  • ポイント1: 次期M5 iPad Proには、縦向き用と横向き用の2つのフロントカメラが搭載される可能性がある。
  • ポイント2: これにより、どんな向きでiPadを持っても、自然な画角でビデオ通話や自撮りができるようになるかもしれない。
  • ポイント3: M5チップが初搭載され、性能も大きく向上することが期待される。

この変更は、単なるスペックアップではありません。私たちが日常的にiPadをどのように使っているか、その多様なシーンにAppleが耳を傾け、より良い体験を提供しようとしている証拠と言えるかもしれません。

(Via 9to5Mac.)


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