「macOS High Sierra」の新機能、ソフトウェアインストールの高速化に役立つ「コンテンツキャッシュ」とは?

「macOS High Sierra」の新機能、ソフトウェアインストールの高速化に役立つ「コンテンツキャッシュ」とは?

Mac コンピュータ、iOS デバイス、および AppleTV デバイスで帯域幅使用量の削減とソフトウェアインストールの高速化に役立つ macOS サービスです

コンテンツキャッシュ

コンテンツキャッシュは、ローカルの Mac コンピュータ、iOS デバイス、および Apple TV デバイスですでにダウンロードしたコンテンツを保存することで、Apple が配布しているソフトウェア、およびユーザが iCloud に格納しているデータのダウンロードを高速化します

保存されるコンテンツは Mac のコンテンツキャッシュに格納され、ほかのデバイスはインターネットに接続されていない場合でも取得できます

サポートされるキャッシュ

サポートされるキャッシュには以下のものが含まれます
「macOS High Sierra」は、「released」領域のシステム設定に、容量を指定してキャッシュサーバーを置きます

  • macOSのアップデート
  • Mac App Storeのアップデート
  • iTunesのアップデート
  • iOSアプリとアプリのアップデート
  • iBooks Storeからコンテンツ
  • iCloudのデータ(写真や文書)
  • IOSの更新(ワイヤレスを経由して)
  • Apple TVのアップデート(ワイヤレスを経由して)
  • Apple TVのアプリとアプリのアップデート
  • 辞書やSiriの高品質の音声

キャッシングサービスの使用は、家庭内で複数のiOSデバイスを実行するユーザーに適しています

Mac でコンテンツキャッシュを有効にすると、その Mac には、ローカルネットワークで接続されているデバイス(クライアント)がダウンロードするすべてのコンテンツのコピーが保持されます

たとえば、ネットワーク上の最初のクライアントが macOS アップデートをダウンロードすると、コンテンツキャッシュによりそのアップデートのコピーが保持されます

ネットワーク上の次のクライアントが App Store に接続してそのアップデートをダウンロードするとき、アップデートは App Store からではなく、コンテンツキャッシュからコピーされます

通常、ローカルネットワークはインターネットよりはるかに高速なので、2 番目のクライアント(およびそれ以降のすべてのクライアント)がアップデートをダウンロードする時間は大幅に短縮されます




設定方法

  • 「システム環境設定」から「共有」をクリックします
  • ContentCaching 003

  • サービス項目の「コンテンツキャッシュ」に「✓」を入れ、以下の二項目にもチェックを入れます
    • iCloudのコンテンツのキャッシュ
    • インターネット接続を共有

    ContentCaching 001

  • 「オプション…」をクリックするとキャッシュ容量を設定できます
  • ContentCaching 002



では、では・・・



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