Jony Iveによると、「iPhone X」の開発は2年以上かかっていて、新しいiPhoneの始まり
日本のファッションとデザインのサイト Brutus Casaとの簡単なインタビューで、Appleのチーフデザインオフィサー、Jony Ive氏は、iPhone Xの開発、将来の技術的影響、一般公開についてインタビューに応じました
Jony Ive氏へのインタビュー
Jony Ive氏は
「iPhone X」は、非常に大きな変化を遂げたと思います
これ以前は、エンクロージャー(筐体)とディスプレイという、個別のコンポーネントが存在している感覚がありました。私たちが常に目指していたのは、その異なる部品と考えていたものを統合させるという本質に取り組むことです
「iPhone X」をその視点で見ると、長い年月をかけ、とうとう私たちはそれを達成することができたのだと思います
しかし、先進的な考えがここで止まるわけではありません。もちろん、私たちにはさらにたくさんのビッグアイデアがありますし、実際にもう取り組んでもいます
今がとても重要な時点だということです。iPhoneの一つの結末というよりも、むしろ新たな章と、その発展の始まりなのですから
また「Face ID」に関しても
ユーザーの顔を非接触で認識し、マッピングする「Face ID」です。その技術を採り入れることで、iPhoneに触れることなく、ある種ピュアなままで使うことができるようになりました
デザイナーとして悩ましいのは、物理的に存在する形が、その機能を理解する上において重要であるにもかかわらず、形あるものを取り除くためにデザインしているというパラドックスがあるということです
最後にIve氏は、
ジェスチャーが物理的なボタンにとって変わると予言したけれど、それこそは10年前に始めたことなのだと
「iPhone X」こそがこの長きにわたるビジョンの、新しいスタンダードだと思っていますし、そうなればいいと願っています
と締めくくっています
画像元:Apple
(Via Brutus Casa.)
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