Ming-Chi Kuo氏は、台湾のTF International Securitiesのアナリストで、Appleのアジアのサプライチェーンから情報を収集し、クライアントにリサーチノートとして提供しています

同氏はApple製品のリーク情報で知られる人物で、Twitterで最新の予測を発表しました

Update on the rumored new 27" Apple display predictions:

1. It's slated for mass production in 2024 or early 2025, boasting all the features one would expect from a high-end monitor.
2. Utilizing mini-LED technology, and the most notable design change is to switch the material…

— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 11, 2023

Kuo氏によると、噂されている新しい27インチディスプレイは、2024年か2025年初めに量産が開始される予定で、高級モニターとして期待されるすべての機能を備えています

最も注目すべきデザイン変更は、現在のApple製品に見られるPCBから、mini-LEDバックプレーンの素材をガラスに切り替えることです

ガラスバックプレーンを採用する利点としては、パネル厚さの薄さ、ベゼルの狭さ、製品寿命の延長などが挙げられます

mini-LED技術を利用することで、高いコントラスト比やHDR性能なども実現できると見られています

Appleはすでに、iPad ProやMacBook Proなどにmini-LEDディスプレイを搭載していますが、ガラスバックプレーンはまだ採用されていません、Kuo氏は、この技術はApple WatchやiPhoneなどにも適用される可能性があると述べています

Appleは現在、Thunderbolt Displayという27インチディスプレイを販売していません、2016年に廃止された後、Pro Display XDRという32インチディスプレイが2019年に発売されましたが、その価格は約60万円と高額です

新しい27インチディスプレイは、より手頃な価格で高品質な画面を提供することが期待されています

また、Display Supply Chain ConsultantsのアナリストであるRoss Young氏が、有料スーパーフォロワーに対して月曜日に共有したツイートで、「Appleは27インチディスプレイを完全に中止した」と述べると共に、今後の製品でこのディスプレイが使用される可能性はあり「少なくとも今のところ」として一時停止していると付け加えています

(Via Twitter.)