Appleの主要なチップサプライヤーは、スマートフォンやノートパソコンなどの家電製品の需要は減速し始めている、と言っています

TSMCの会長Mark Liuは、これは地政学的な不確実性と中国におけるCOVID-19のロックダウンによるものだと述べています、一方、アナリストらは、iPhoneの需要は引き続き堅調だと述べています

スマートフォンに対する顧客の関心の低下

TSMCは、AppleにAシリーズとMシリーズのチップを供給しています、これらはAppleのフラッグシップ製品の重要な部品です、Nikkei Asiaは、Liu氏がスマートフォンの需要減退について、台湾半導体産業協会と意見を交わしたことを報じました

Liu氏によると、スマートフォンに対する中国の顧客の関心は薄れつつあるという。また、これらのスマートフォンの生産に必要な部品や材料のコストが上昇していることにも警告を発しました

Liu氏は、この状況は消費者にも波及し、最終的には需要やサプライチェーンに影響を及ぼすと考えています

業界の誰もが、サプライチェーン全体のコスト上昇を懸念しています、半導体業界はすでに、そして直接的にそのコスト上昇を経験しています

スマートフォンをはじめとする家電製品の需要が減速しているにもかかわらず、Liu氏は前向きな姿勢を崩さず、実際、同社は今年の生産目標を維持していることを指摘しました

実際、TSMCの顧客の需要は、まだ同社の供給能力を超えています、それでも、TSMCは再編成を行い、優先的に取り組むべき目標を設定します

今週に入り、Appleがサプライヤーに連絡を取り、iPhone SEの注文削減を伝えたという噂が流れました、低価格のiPhone SEの需要は、Appleの期待に応えられなかったと言います

そのため、同社は供給を300万台も削減する計画でした、しかし、Apple製品に関する他のうわさと同様、iPhoneアナリストらはiPhone SEの供給削減に関する今回のうわさに反論しています

Liu氏のコメントは、特定のスマートフォンに関わるものではありませんでした。これは、現在の市場が相変わらず健全であることに起因しているのかもしれません

Appleは2021年12月から2022年3月までの決算を4月28日に発表します、それまでには、スマートフォンの需要の低迷にiPhoneが含まれているかどうかがわかるでしょう

(Via the Mac Observer.)