ウェアラブル、Mac、iPadは2021年までAppleの成長を維持すると予想される
投資銀行のJP Morganは、iPhone 12の成長見通しについて明確さに欠けているものの、投資家はウェアラブル、Apple Silicon Mac、iPadの好調で2021年に「適度な利益」を期待すべきだと述べています
AppleInsiderが報じた投資家向けメモの中で、リードアナリストのSamik Chatterjee氏は、iPhone 12 「スーパーサイクル」への期待が投資家の感情への逆風に直面しつつあると述べています、これは、これまでのところ、5G iPhoneの出荷台数の見通しに関するデータが限られているためです
iPhone 12のラインナップに対する期待は強気だが、JP Morganの調査は現在の5Gの好調が成長を加速させる「熱意を駆り立てるにはほとんど効果がないだろう」とChatterjee氏は述べています
それは、JP MorganがレガシーiPhone、特にiPhone 11に対する消費者の需要の高まりを追跡しているからです、その結果、Chatterjee氏はiPhoneの販売台数を2億3,550万台から約2億3,750万台に引き上げましたが、iPhone 11の存在は5Gを搭載したラインナップの総合的な利点を損なったとしています
一方、AppleのiPhone以外の製品カテゴリは、投資家の期待に恩恵をもたらす可能性があります
Apple WatchやAirPodsなどのウェアラブル製品は、2021年に向けてAppleの成長を牽引するのに適していると思われ、Chatterjee氏は、IDCの予測によると、前年比20%の成長率を見込んでいます
コロナウイルスの大流行時には在宅勤務や遠隔教育環境が続いたことから、MacとiPadの両カテゴリに対する追い風が2021年も続くと予想しており、2021年のMacの売上は320億ドル、iPadは248億ドルと、ウォール街の予想である293億ドル、243億ドルを上回っています
サプライズはないと思われるため、Chatterjee氏は2021年のAppleの予測を維持しています、しかし、2022年度と2023年度については、「幅広い製品群に支えられ、より持続可能な買い替えサイクルへの信頼が高まっているため」、予想を引き上げています
同アナリストは、JPモルガンの2022年の1株当たり利益予想を4.90ドルとし、株価収益倍率を約31倍とした上で、AAPLの12ヶ月間の目標株価を150ドルとしたことを改めて表明しています
本日のApple(AAPL)は、前日から0.05%の0.07ドル下げて 127.81ドルの終値でした
(Via Apple Insider.)
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