Financial Timesの最新の記事によると、米国の独占禁止当局が、Googleの検索エンジンをAppleデバイスのデフォルトオプションのままにしておくというAppleとGoogleの間の有利な取引を標的にしていることから、Appleは独自の検索技術の開発を強化していると述べています

iOS 14では、Appleは独自のウェブ検索結果を表示し、ユーザーがホーム画面からクエリを入力すると直接ウェブサイトにリンクします

この変更は8月に通知されていましが、記事によるとAppleがGoogle検索のライバルを作ろうとしていることを「増大する証拠」に加えるものだとされます

この記事では、Appleが2年前にGoogleの元検索責任者、John Giannandreaを人工知能の向上とSiriの改良のために採用したことを取り上げ、Appleの検索への野望を示す証拠として、検索エンジニアを求めるAppleの「頻繁な」求人広告を引用しています

記事はまた、AppleのウェブクローラーであるApplebotの活動が増加していることも指摘しており、Appleが本格的な検索エンジンのローンチを計画しているのではないかという憶測につながっていますが、Applebotは主にSiriとSpotlightの検索結果を改善します

Appleは、Googleをデバイスやサービスのデフォルトの検索エンジンにする見返りとして、年間推定80〜120億ドルを受け取っていて、検察側は、この契約はGoogleの独占を守り、競争を抑制するために用いられた違法な戦術の典型だと主張しています

一方Appleは、買収を受け入れ、定期的な再交渉でより多くの資金を得ることで、反競争的な行動を助長しているとして非難されています

(Via MacRumors.)