アナリストMing-Chi Kuo氏の新たな調査リサーチメモで、Appleは、新しい5G技術のコスト増加を相殺し、主力製品ライン全体での価格上昇の必要性を最小限に抑えるため、次期iPhone 12 ラインアップの部品サプライヤーに価格の引き締めを求めていると伝えています

Kuo氏は、Sub-6GHzの5G技術の採用は、Appleのコストを75ドル-85ドル増加させると述べています、ミリ波技術は125ドルから135ドルのコストが発生しますので、同社は製品の価格を上げたくないので、サプライヤーと交渉しています

Kuo氏によると、Appleがコストを大幅に削減しようとしている分野の1つは、「ソフトとハード」の層を少なくした、よりシンプルで小型のバッテリーボード設計を採用することだと言います

ハードとソフトのハイブリッド・バッテリー・ボードiPhone 12は、iPhone 11シリーズの同等部品よりも40%から50%安くなると言われているが、この部品はAppleの全体的コストに少しだけ貢献する可能性が高いです

Kuo氏によると、Appleは2021年にiPhone 12sラインアップでは、ソフトボードデザインを採用して、iPhone 12のボード価格をされに30%から40%削減することになります

Kuo氏によると、AppleはAirPodsの回路基板サプライヤーにも価格設定の圧力をかけており、AirPodsのソフト基板とハード基板の平均価格は今年前半から25-35%下落しています

同氏は、Appleの現在のサプライヤーは、2021年前半にAirPod 3を発売する際に、さらに多くの問題に直面する事になると言います

次世代イヤホンは現在のAirPods 2に見られる表面実装技術 (SMT) ではなく、一体型システムインパッケージ (SiP) デザインを採用する点でAirPods Proに続くだろうという彼の以前の主張を繰り返しています

(Via MacRumors.)