OpenAIのChatGPT新機能、無料ユーザーもカスタムインストラクション機能が利用可能に!
最新のテクノロジーニュースをお届けします。OpenAIが、ChatGPTのカスタムインストラクション機能を全ユーザーに拡大することを発表しました。
この機能は、ChatGPT Plusのサブスクライバー向けに7月にベータ版として初めて公開されましたが、今回のアップデートで無料のユーザーも利用できるようになりました。
Custom instructions are now available to ChatGPT users on the free plan, except for in the EU & UK where we will be rolling it out soon! https://t.co/Y1IIjgDDPV
— OpenAI (@OpenAI) August 9, 2023
カスタムインストラクションとは?
この機能を使用すると、ユーザーはChatGPTに対する応答の方法をより詳細に制御できます。例えば、回答の文字数を特定の数に制限したり、応答のトーンをカスタマイズしたりすることができます。これにより、ユーザーは毎回同じ指示を書き直す手間を省くことができます。
教育者や開発者にもメリット
OpenAIの例によれば、3年生を教える教師がChatGPTを使用してレッスンプランを作成する場合、常に3年生を教えていることを繰り返す必要がなくなりました。また、開発者は、好みの言語での応答を求めたり、不要な言語を排除したりすることができます。
カスタムインストラクションの利用方法
カスタムインストラクションを使用するには、
- Web上でユーザー名をクリックし、[Settings & Beta]を選択します
- Settingsで[Beta features]を選択し[Custom instructions]を有効にします
- 再度、Web上でユーザー名をクリックし、[Custom instructions]を選択します
- [Introducing Custom instructions]の画面が表示されるので[OK]をクリックします
- [Custom instructions]の画面が表示されます
特筆すべきは、OpenAIがカスタマイズされた応答に与えられた情報を使用して、APIモデルを訓練し、さまざまな指示に適応するようにするということです
「カスタム指示の使用から得られる情報は、モデルのパフォーマンスを改善するためにも使用されます、つまり、モデルがユーザーの指示に対する応答を適応させる方法を教えることができます」と同社は述べています
ただし、ユーザーはデータコントロール設定を通じてこの設定をオプトアウトすることも可能です
最後に、この新機能は、iOSやAndroidを含む無料ユーザーとPlusユーザーの両方に開放されることが発表されました。これにより、より多くのユーザーがこの便利な機能を利用できるようになります。
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