As You Sowは今週、第9回目の年次調査「最も高給取りのCEO 100人」を発表しました

この調査は、年金や金融機関のファンドマネジャーが、過剰な報酬について企業にどのような責任を負わせるかに焦点を当てたものです

AppleのTim Cook CEOは、最も高給取りのCEOの一人に挙げられています

S&P 500の最高経営責任者の報酬総額は増え続けている

このレポートの「最も給与が高いCEO 100人」の平均給与は38,192,249ドルで、昨年の平均29,233,020ドルから30.6%上昇しています

最高経営責任者の報酬を膨らませる巨額の株式報酬の影響が少ない中央値は、23,455,188ドルで、前年比8%の増加となりました

CEOと従業員の賃金の中央値の差も拡大

AFL-CIO(アメリカ労働総同盟・産業別組合会議)によると、S&P 500企業の最高経営責任者は、平均で労働者の中央値の324倍を受け取り、2020年の299倍、2019年の264倍から上昇しました

AmazonのCEOと従業員の報酬比率は6,474対1に達し、CEOのAndrew Jassyの報酬総額は2億1,270万ドル、従業員の中央値は32,855ドルでした

報酬体系に対する株主の反対は増え続けている

S&P 500では、最高経営責任者報酬に対する株主の反対票が、2017年以降で反対票が4.2ポイント増加し、5年間の上昇軌道を継続して最高12.6%の反対票を集めました

この報告書に詳述されているように、より多くのファンドがより多くの給与パッケージに反対票を投じています、一握りの大企業の弱気の反応が続いていなければ、株主がうんざりしているというメッセージがより明確になるはずです

CEOの報酬が高すぎる企業は業績が低迷し続けている

最高経営責任者 (CEO) の報酬が最も高すぎる10人の企業(前回のレポートにて選出）の株主リターンは、今回もS&P500指数よりはるかに悪い株主収益率を記録しています

1月、AppleのCEOであるTim Cook氏は株主の反発を受け、2022年に9,940万ドル、2021年に9,880万ドルだった報酬を50%カットして約4,900万ドルとしています

(Via As You Sow.)