Apple Music、約束通り全カタログがロスレスオーディオで配信開始
Appleは6月にApple Musicで新たに空間オーディオとロスレスオーディオの提供を開始した際、9,000万曲のカタログ全てを今年中に新しいロスレスフォーマットで提供することも約束しました
12月31日が間近に迫り、Appleはその目標を達成したようです。同社は正式なアナウンスをしていませんが、Apple Musicのカタログから非ロスレスの楽曲を探し出しましたが、1つも見つけることができなかったとの報告があります
もちろん、9,000万曲すべてをチェックすることは不可能なので、Appleロスレスのような扱いを受けていない曲が残っている可能性を排除することはできませんが、Appleが目標を達成したと考えて間違いないと思われます
Apple Music ロスレス
Appleが6月にロスレスサポートを展開した際、まず2,000万曲のカタログを用意し、年間を通してさらに追加し、2021年末には全カタログに到達することを約束しました
しかし、これはベースラインの「CD品質」のロスレスオーディオフォーマット(44.1kHzで16ビット、48kHzで24ビットまで)を含んでいるだけで、192KHzで24ビットのハイレゾロスレスは、これらのトラックの一部でしか利用できないと思われますが、外部DACや専用の有線ヘッドフォンなしではどのみち聴けないのでそれは妥当なところです
ハイレゾロスレスオーディオは、ほとんどのヘッドフォンで聴くことができません。AppleのAirPodsは、3.5mm-Lightningケーブルで接続することで十分に近づけることができますが、AirPods Maxでさえも対応していないのです
ロスレス音声の取得には他にもいくつかの注意点があります
購入したiTunesの楽曲をロスレス音声フォーマットで入手することはできないので、注意が必要です。これらはApple Musicでのみ提供されているので、もし自分のライブラリにロスレスのフラグが立っていない楽曲があったら、それが最も可能性の高い理由です
Apple Musicに加入している場合は、ローカルのコピーを削除して再ダウンロードすれば、Apple MusicからLosslessバージョンを入手できるかもしれませんが、それはトラックが一致するかどうかに完全に依存します
Appleの新しい月額480円のApple Music Voiceプランにも、Apple Music ロスレスの楽曲へのアクセスは含まれていません
(Via iDrop News.)
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