Appleの新ラインナップとみられるiPhone 17 Airのバッテリー容量が報じられ、同日判明したシリーズ各モデルの数値とあわせて比較が行われています。

Airは約3,149mAhとされ、同シリーズの17やPro、Pro Maxより小さい一方で、最新世代の省電力設計により実使用ではどこまで食い下がれるかが注目点です。

情報は9to5MacやMacRumorsなどの主要メディアが伝えています。

注目が集まるAirの容量とシリーズ内での立ち位置

9to5Macは、iPhone 17 Airの推定バッテリー容量が約3,149mAhであると報じています。

これは同日に伝えられたシリーズの数値、すなわちiPhone 17が3692mAh、17 Proが4252mAh、17 Pro Maxが5088mAhというラインアップの中で最小になります。

Airは薄さと軽さに軸足を置くコンセプトのため、数値上の容量ではハイエンド勢に劣る見通しです。

世代交代による効率改善が埋める差

容量の単純比較では不利に見える一方、世代ごとの電力効率の改善が持ち時間に直結します。

9to5Macは17 Proで約19%増という容量拡大に触れ、チップや無線モデムの効率向上も期待できると示唆しています。Airも同じ世代の恩恵を受けるため、カタログ数値が小さくても、前世代のスタンダード機と同等程度の体感に近づける可能性があります。

もちろん最終的な評価は実機検証次第ですが、単なる「小容量＝短時間」とは言い切れないのが近年のiPhoneの傾向です。

eSIM専用モデルが有利になる可能性

MacRumorsは、一部の市場で物理SIMトレイの有無によって内蔵スペース配分が異なり、その結果としてeSIM専用モデルのほうがわずかに大きい容量を積める可能性を伝えています。

Airについても3,036mAhと3,149mAhの2候補が示され、地域や構成で微差が生じうるとの見方です。購入地域やキャリア仕様が最終的な持ち時間に影響する可能性があるため、発売時の公式仕様での確認が安心です。

Pro Maxは圧倒的な余力で差別化

同時に語られているのがiPhone 17 Pro Maxの5,088mAhという大型容量です。シリーズで最も余裕があり、長時間駆動を重視するユーザーにとっては最有力の選択肢になりそうです。

ハイエンドが大容量でリードし、Airは薄さや軽快さでキャラクターを立てるという明確な棲み分けが見えてきます。

購入前に押さえておきたい見極めポイント

Airは薄型・軽量という魅力を備える一方で、ヘビーな連続使用や高輝度表示を多用するスタイルではバッテリーの減りが速く感じられる可能性があります。

長距離移動や出張の多い方、動画撮影やゲームを長時間楽しむ方は、容量に余裕のある17やPro、Pro Maxを検討する価値があります。逆に、普段はSNSやメッセージ、ブラウジング中心で、薄くて軽い端末が好みであれば、Airの設計思想とマッチしやすいです。

いずれの場合も発売後の実測テストやレビューで実使用の持ち時間を確認してから選ぶのが安心です。

(Via 9to5Mac, MacRumors. )