iOS 15.4ベータ版、AppleがWebベースアプリからのプッシュ通知に対応することを示唆
Appleは、Webベースの通知をiOSに導入することに取り組んでおり、Appleのモバイルデバイスでユーザーに通知を送ることができず、Web上で作られたアプリのユーザー体験と効果を著しく制限してきたWebベースのアプリの開発者の長年の懸念に対処しています
先週リリースされた iOS と iPadOS 15.4 の最初のベータ版で、Apple は Safari の Experimental 設定ページに「Push API」のトグルを追加しており、開発者の Maximiliano Firtman がこれを発見し説明しています
Maximiliano氏が指摘するように、このトグルは表示されているものの、API自体はまだ有効になっておらず、AppleはまだiOSのSafariにWebベースの通知を表示する許可をユーザーに求めるUIプロンプトを実装していないようです
Webベースの通知が一般的なmacOSとは異なり、iOSではAppleのApp Storeを通じてダウンロードされたアプリのみが通知を送信することができます、Appleの訴訟により、iOSとiPadOSにおけるWebベースのアプリの体験が注目されるようになりました
AppleによるApp StoreとiOSのエコシステムの支配に対するEpicの主張の重要な礎は、ユーザーがアプリをダウンロードする場所について選択肢がないことです
昨年2月にACCCに提出された書類で、Appleは、iOSユーザーはアプリをダウンロードする場所の選択肢が限られているというEpicの主張をはねつけました
具体的には、Appleは「Web全体が利用可能」であり、iOSおよびiPadOSユーザーはWebベースのアプリケーションに「無制限かつ無制限にアクセス」できると述べています
2021年5月付けの裁判所提出書類で、Epicは特に、すべてのiOSとiPadOSのブラウザが基づいているフレームワークであるWebKitの制限を問題視しています
iOSとiPadOSのWebKitにPushKitを導入することで、AppleはWebベースのアプリケーションはApp Storeからのアプリの代替品であるという主張を強化しようとしているのかもしれませ
AppleはPushKitをiOSとiPadOSのWebKitに実装するための初期の土台作りを行っているようですが、いつAPIが稼動するのかはまだ不明です
(Via MacRumors.)
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