BloombergのMark Gurmanしは、最新のニュースレターPower OnでAppleは、Apple Watchの新しいソフトウェアアップデートwatchOS 10で、ウィジェットとデバイスの動作方法に根本的な変更を加え、オリジナルバージョン以来の最大のアップデートを行う予定です、と述べています

2015年に初めてApple Watchを発売したとき、watchOSはウォッチフェイス、Glancesと呼ばれるウィジェットインタフェース、アプリアイコンでいっぱいのホームスクリーン、頻繁にアクセスする連絡先を表示するエリアなど、4つの主要なエリアを中心に構築されていました

しかし、Appleは数年後に戦略を調整し、Glancesや頻繁な連絡先を廃止し、代わりに通知とマルチタスク機能を重視するようになりました

これらの変更の中で、アプリはApple Watchの核心のままでした、ウォッチフェイスのコンプリケーション以外にデバイスで情報を取得するための最良の方法は、アプリを起動することです

それをできるだけ簡単にするため、ホームスクリーンはDigital Crownという、最も目立つボタンを1回押すだけでアクセスできます

しかし、Appleは今回、異なる試みをすることにしました、watchOS 10の一部として、ウィジェットを復活させ、それらをインタフェースの中心的な役割にする予定です

この新しい戦略は、iOS 14でiPhoneに導入されたウィジェットのスタイルと、旧バージョンのwatchOSのGlancesシステムを組み合わせたものになります、これにより、ユーザーはアプリを起動する代わりに、活動追跡、天気、株価指数、カレンダーの予定など、さまざまなウィジェットをスクロールして表示できるようになります

新しいインタフェースは、watchOS 4で導入されたSiriウォッチフェイスに似ていますが、任意のウォッチフェイスのオーバーレイとして利用できます

また、iOSおよびiPadOSの機能であるウィジェットスタックにも似ており、多数のウィジェットを1つにまとめてスクロールできます

この大幅なアップデートに伴い、Appleは、ウォッチのボタンの機能を変更するアイデアをテストしています

現在、Digital Crownを押すとホーム画面が表示されますが、次期バージョンのwatchOSでは、ウィジェットを表示するように変更される可能性があります

この動きは、iPhoneのようなアプリ形式が常にウォッチに適しているわけではないことを認めたものです、Watchは、できるだけ多くの情報を、できるだけ手間をかけずに取得したい場所なのです

それを踏まえて、watchOS 10では、人々が求める情報にさらに迅速にアクセスできるようになります

しかし、この変更によって、長年のApple Watchユーザーの中には戸惑う人もいるかもしれません、そのため、少なくとも最初は、新しいインターフェースをオプションにすることを検討する可能性があると思われます

このソフトウェアアップデートは、今年のApple Watchで最も重要な変更になる可能性があります

この秋に新しいモデルが発表されると予想されていますが、昨年のラインナップとかなり似ていると思われます

それは2022年に大規模なハードウェアの変更があったためです、Appleは、標準とSEのモデルをアップグレードし、頑丈なUltraバージョンを追加しました

(Via Bloomberg.)