iPhone 15は多くの進化をもたらしましたが、その中でも最も期待されている機能の一つが、バッテリーのサイクル数を表示する機能です。

見落とされがちなこの指標は、デバイスのバッテリーの健全性と寿命を理解する上で極めて重要な役割を果たします。

バッテリーのサイクル数とは何か？

バッテリーサイクル数とは、バッテリーが完全に充電され、その後完全に消耗した回数のことです。Appleのリチウムイオンバッテリーは充電サイクルで動作します。

簡単に言うと、ある日にバッテリーの75％を使い、一晩でフル充電し、次の日にさらに25％を使ったとすると、1回の充電サイクルを完了したことになります。これは必ずしもバッテリーが0％から100％まで一気に充電されたという意味ではありません。1サイクルを完了するのに数日かかることもあります。

iPhone 15の新機能

これまで、iPhoneのバッテリー残量を確認する方法はやや複雑で、アナリティクスで特定の用語を検索する必要がありました。しかしiPhone 15では、このプロセスが大幅に合理化されました。

Tech_Reveのツイートによると、ユーザーはデバイスの[設定]>[一般}>[バージョン情報]をナビゲートすることで、バッテリー数情報を確認することができます。ここで、新しい [バッテリー ]セクションは、バッテリーのサイクル数だけでなく、バッテリーの製造日とその最初の使用日を明らかにします。

なぜこれが重要なのでしょうか？

iPhoneは何年も前からバッテリーの状態を「最大容量」として表示してきましたが、具体的なサイクル数を表示することで、さらに詳しい情報を得ることができます。バッテリーの全容量がなくなるたびに、充電サイクルが登録されます。

リチウムイオンバッテリーを含め、どのようなバッテリーでも一定の充電サイクル数を過ぎると容量が減少するため、この情報は非常に重要です。

興味深いことに、最近、iPhone 15とiPhone 15 Proモデルには新しいバッテリーヘルス設定が搭載されていることが明らかになりました。この設定を有効にすると、デバイスが80％を超えて充電されないようになり、バッテリーの健康状態が長持ちする可能性があります。

Appleは、iPhone 15がiPhone 14と同じバッテリー駆動時間であることを確認しています。

(Via MacRumors.)