いよいよ来週の月曜日、日本時間で火曜日の午前2時(東部時間月曜日午後1時)に、Appleが史上最大規模のOS刷新を発表する日がやってきますね。iOS 7以来となる大幅なデザイン変更と、OSの名称変更という歴史的な瞬間を迎えようとしています。
多くの人がビジュアル面での大幅な刷新に注目していることでしょう。確かにそれも重要なのですが、実はAppleは水面下で、私たちの日常使いに直結する素敵な機能改良も準備しているのです。
メッセージ、ミュージック、メモ、そしてCarPlayといった、毎日触れるアプリたちが、より便利で楽しくなる予定なのです。
大注目のメイン機能の陰で進む、地味だけど嬉しい改良たち
WWDC25の目玉機能については、もうかなりの情報が出回っています。UI の全面刷新、ゲーミング分野への新たな挑戦、そして全OSの名称変更など、話題に事欠きません。
でも、実は本当に私たちの生活を変えるのは、こうした派手な機能よりも、日々使うアプリの小さな改良だったりするものです。9to5Macが信頼できる情報源から得た情報によると、iOS 26で発表される可能性が高い、見落とされがちだけれど実用的な5つの機能があるのです。
メッセージアプリが国際化時代に対応
自動翻訳機能がついに登場
AI技術の発達により、リアルタイム翻訳はもはや当たり前の機能になりつつありますね。GoogleのMeetやMicrosoft Teamsのような、FaceTimeでの瞬時吹き替え機能はまだ実現しないかもしれませんが、Appleはその代わりとなる素晴らしい機能を準備しているようです。
メッセージアプリで、送受信するメッセージの自動翻訳機能が追加される予定なのです。確かに、普段のやり取りでは慣れ親しんだ言語を使うことがほとんどでしょう。でも、海外の友人とのやり取りや、旅行先での突然のコミュニケーションなど、思いがけない場面で威力を発揮しそうな機能ですね。
投票機能でグループの意見をまとめやすく
Telegram、WhatsApp、Slackといったメッセージングプラットフォームでは、もう随分前から当たり前に使われている投票機能。ついにAppleのメッセージアプリにも搭載される見込みです。
さらに興味深いのは、Apple Intelligenceとの連携も検討されているという点です。例えば、会話の流れを読み取って、自動的に投票の選択肢を提案してくれる可能性があるのです。
「今度の週末、映画を見に行く?それとも公園でピクニック?」なんて会話から、自動的に投票を作成してくれるかもしれませんね。
ミュージックアプリがロック画面をより華やかに
フルスクリーン・アニメーション対応のアルバムアート
最近のアップデートで、ロック画面の音楽再生画面は随分と洗練されましたね。アルバムアートが最大化されて、その色合いが画面全体に反映される仕様は、なかなか美しいものでした。
今度はさらに一歩進んで、Apple Music内ですでに使われているアニメーション付きアルバムアートが、ロック画面でもフルサイズで表示されるようになるそうです。小さな変更に思えるかもしれませんが、こういった細かなこだわりが、iPhoneを使う体験をより特別なものにしてくれるのですね。
メモアプリにマークダウンエクスポート機能
ついに待望の機能が実現
サードパーティのメモアプリでは何年も前から対応していた機能が、ついにApple純正のメモアプリにもやってきます。マークダウン形式でのエクスポート機能です。
確かにニッチな機能かもしれません。でも、この機能を待ち望んでいた人にとっては、まさに「やっと!」という気持ちでしょう。技術系の文書を書く人や、ブログを運営している人、プログラマーの方々にとっては、これまでサードパーティアプリに頼らざるを得なかった作業が、純正アプリだけで完結できるようになるのです。
CarPlayも新デザインに刷新
iOS 26のデザイン設計に合わせたUI変更
iOS、iPadOS、watchOS、tvOS、visionOSがすべて新しいデザインに生まれ変わる中、CarPlayも例外ではありません。新しいiOS 26のデザイン設計に合わせて、CarPlayのUIも刷新される予定です。
どの程度の変更になるかはまだ明らかではありませんが、他のすべてのOSが新しい外観を手に入れることを考えれば、当然の流れといえるでしょう。最近のAppleはCarPlay Ultraに力を入れているため、通常のCarPlayが置き去りにされるのではないかと心配していた人もいるかもしれませんが、安心してください。しっかりとアップデートされる予定です。
まとめ
でも、私たちが毎日使うアプリが少しずつ改良されることで、スマートフォンを使う体験全体が向上していくのです。
メッセージの自動翻訳機能は、グローバル化が進む現代において、コミュニケーションの壁を取り払ってくれるでしょう
。
投票機能は、友人や家族との意思決定をより民主的で楽しいものにしてくれそうです。
ミュージックアプリのアニメーション機能は、音楽を聴く瞬間をより視覚的に豊かにし、メモアプリのマークダウンエクスポートは、デジタル時代の文書作成をより効率的にしてくれるはずです。
そしてCarPlayの刷新は、運転中の体験をより統一感のあるものにしてくれるでしょう。
これらの機能が実際に発表されるかどうかは、来週の基調講演を待つしかありませんが、Appleが細部への配慮を忘れずに、ユーザー体験の向上を追求し続けていることは確かですね。
大きな変化も素晴らしいですが、こうした日常に寄り添う小さな改良こそが、本当に私たちの生活を豊かにしてくれるのかもしれません。
(Via 9to5Mac.)
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