Appleの温室効果ガス排出量の大半はサプライチェーンから発生しています

Appleのサプライヤーたちは、そのクリーンエネルギーを過去1年間で2倍以上にした、と本日、Appleが発表しました

彼らが支援している再生可能エネルギープロジェクトは、1,390万トンの二酸化炭素汚染が大気中に入るのを防ぎました、これは300万台の車を一年間走らせないのとほぼ同じ効果があると同社は言っています

これはAppleが、2030年までに完全なカーボンニュートラルを実現することによって、気候変動を抑制する取り組みの一環です、同社が2020年に掲げた気候に関する誓約は、今後10年間で温室効果ガスの排出量を75%削減し、残っている気候汚染を削減する方法を模索することを定めたものです

直接操業と電力使用による大気汚染の排除だけを約束してきたほかの企業とは異なり、Appleはさらに一歩進んで、自社のサプライチェーンと顧客による製品の使用からの排出量を削減すると約束しました

間接的な排出が同社のカーボンフットプリントの大半を占めていることを考えると、これが同社にとって最大の押し上げ要因になります

サプライチェーンから排出される温室効果ガスを削減することは、企業活動だけに集中するよりも大きな影響を与えるだけでなく、ほかの企業にも浄化を促す効果があります

Appleは毎年、そのサプライヤーのリストを公表しています、これらのサプライヤーは、Appleが材料、製造、組み立てに費やした金額の約98%を獲得しています

Appleが公表した、全世界で「100%クリーンな電力」を使用したApple製品の製造を約束する企業のリストには、主要なサプライヤーの約60%が含まれていると共に、数十社の小規模なサプライヤーが同様の取り組みを行っています

しかし、「100%クリーンな電気」を使うという主張は、それほど単純ではありません

Appleは2018年に、100%再生可能エネルギーの使用を開始したと発表しましたが、だからといって店舗やオフィスが常に風力発電や太陽光発電で動いていたわけではありません

ほとんどの送電網には十分な再生可能エネルギー容量がなく、常に1人のお客様に提供できるように配線されていません

そのため、企業は電力会社から再生可能エネルギークレジット (REC) を購入することが多く、これは再生可能エネルギープロジェクトによる環境面のメリットを表しており、電力使用の汚れを相殺するようなものです

Appleはこれらのクレジットを購入し、サプライヤーも同様に購入します、2021年には、サプライヤーの再生可能エネルギー「調達」の80%弱が、プロバイダーからの再生可能エネルギー購入に充てられてました

RECはさらに8%を占めています、調達努力の別の10%は、新しい自然エネルギープロジェクトへの直接投資に向けられました

また、3%は、供給業者の施設内で実際に発電された再生可能電力に向けられました

(Via Apple.)