Appleは、2024年の秋にリリース予定の各種OSのDeveloper Beta 7と共に5回目のPublic Betaを公開しました。

このベータ版は、iOS 18、iPadOS 18、tvOS 18、macOS Sequoia、watchOS 11、そしてvisionOS 2を含んでおり、最終リリースに向けた最終調整が行われています。

第7回開発者向けベータ版の概要

Appleは、第7回の開発者向けベータ版として、iOS 18、iPadOS 18、tvOS 18、macOS Sequoia、watchOS 11、visionOS 2のアップデートをリリースしました。これらのベータ版は、9月に予定されている正式リリースに向けて、細かな調整とバグ修正が施されています。


現状ペースでのリリースは、Appleが9月の正式リリースに向けて最終調整を進めていることを示しています。

2024 Developer Beta 7_02.

各OSの最新ビルド番号

開発者の方々にとって重要な情報である、各OSの最新ビルド番号です

  • iOS 18 & iPadOS 18:22A5346a(前回:22A5338b)
  • tvOS 18:22J5353a(前回:22J5346a)
  • watchOS 11:22R5348a(前回:22R5340a)
  • macOS 15 Sequoia:24A5327a(前回:24A5320a)
  • visionOS 2.0:22N5314a(前回:22N5308b)

これらの番号の変化は、各OSに対してAppleが継続的に改良を加えていることを示しています。

開発者ベータと一般ユーザーの関係

これらのベータ版は開発者向けのものですが、一般ユーザーにとっても重要な意味があります。なぜなら:

  • 新機能のプレビューが可能
  • 正式リリース時の安定性向上に貢献
  • アプリ開発者が新OSに対応することで、リリース直後から多くのアプリが利用可能に

ただし、AppleとAppleInsiderは、重要なデータを含む主要デバイスにベータ版をインストールすることは推奨していません。データ損失のリスクがあるためです。

今後の展望:AI機能の導入

興味深いことに、Appleは並行してiOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1のベータテストも行っています。これらは主に「Apple Intelligence」と呼ばれるAI機能の導入を目的としているようです。

しかし、EUのデジタル市場法(DMA)の相互運用性要件により、これらの機能のEUでの提供が見送られる可能性もあるとの報道もあります。この動向は、グローバル企業と地域の法規制のバランスという観点から、今後も注目されるでしょう。

まとめ

Appleの次世代OS群は、ユーザーインターフェースの改善や新機能の追加により、より使いやすく魅力的なものになりそうです。
正式リリースは9月に予定されていますので、新しいOSの恩恵を受けられる日も近いでしょう。


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