期待の 5G iPhoneには失望する可能性がある
高まる期待
Appleが5Gを搭載した最初のiPhoneになると予想される2020年のiPhoneに対する期待は高まり続けています
これはAppleにとって大きな接続性の変化を意味し、ユーザーは途方もなく速いワイヤレス速度を利用できるようになります
しかし、それは、米国全土で5Gを展開する無線通信事業者に完全に依存しています
Loup VenturesのGene Munster氏は、CNBCとのインタビューで次のように、投資家向けに語っています
iPhoneの5Gの最初の年は、投資家にとって失望になります…最終的には、これはAppleにとって大きなチャンスですが、ネットワークのサービスエリアを展開するにはしばらく時間がかかります
Verizonは、米国の半分が2020年までに5Gネットワークのサービスエリアを受け取ることを約束したと伝えられています、また他のキャリアは、5Gネットワークのサービスエリアが来年末までに75%に達すると主張しています
Piper Jaffrayが実施した最近の調査では、「回答した1,050人の現在のiPhone所有者のうち、1,200ドルの5G iPhoneにアップグレードすると答えた人が、数か月前は18%でしたが23%に増加しました」
5G iPhoneとキャリアとの間の物事の揺れに関係なく、Munster氏は来年のAppleの全体的なパフォーマンスに依然として強気であり、現在の246ドルの株価は350ドルから400ドルに達するかもしれないと推測しています
(Via CNBC.)
日本での状況
総務省が2019年4月に発表した電波周波数の割り当てによる、各通信事業者の開始予定時期
- NTTドコモ:2020年春
- KDDI:2020年3月
- SoftBank:2020年3月頃
- 楽天モバイル:2020年6月頃
これはあくまでも開始予定時期であり、いきなり全国各地で利用できるようになるわけではありません
5Gネットワークの通信事業者ごとのサービスエリア
全都道府県で運営されたとして全国を約10km角のメッシュで分割した約4,500個ある標準地域メッシュの何か所に基地局を設けるかの5G展開率は
- NTTドコモ:97.0%
- KDDI:93.2%
- SoftBank:64.0%
- 楽天モバイル:56.1%
* この数値は2024年度末の計画数値です
総務省は、単なるコミュニケーション手段にとどまらず、遠隔医療やスマートシティ、自動運転など向け基盤技術でもあり、都市部に限らず全国で5G網を早急に整備したいと考えています
KDDIの5G基地局開設計画をみても、全国展開されたときの2023年度53,626局と比較して2021年度でも10,622局と約20%と言う状況ですので、5GiPhoneが2020年秋に日本で発売されたとしても恩恵に預かれるのは主要都市部と言うことになると思われます
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