AIによる画像生成が、もはや特別なスキルを持つ人だけのものではなくなりました。Midjourneyが、誰でも簡単に使えるWebサイトを公開したのです。

これまでDiscordでしか使えなかったこのサービスが、より身近になった今、私たちの創造力はどこまで広がるのでしょうか？

MidjourneyWebサイト解禁の衝撃

Midjourneyと言えば、これまでDiscordを介してのみ利用可能だったAI画像生成サービスでした。しかし、今回の発表で状況が一変します。

誰でも使える、簡単アクセス

Midjourneyの共同創設者兼CEOであるDavid Holz氏が水曜日にDiscordで発表した内容によると、今や誰でもMidjourneyのWebサイトにアクセスし、アカウントを作成して画像生成を始められるようになりました。

The Midjourney web experience is now open to everyone. We're also temporarily turning on free trials to let you check it out. Have fun! pic.twitter.com/rcmP0UD8PV

— Midjourney (@midjourney) August 21, 2024

これは何を意味するのでしょうか？

• アクセスの民主化: 技術に詳しくない人でも、簡単にAI画像生成を体験できます。
• 創造の自由: アイデアがあれば、誰でも瞬時にビジュアル化できる時代の到来です。
• ビジネスチャンス: 個人や小規模ビジネスが、プロ級のビジュアルを手軽に作成できるようになります。

無料トライアルで始める、AI画像生成の冒険

新規ユーザーにとって嬉しいニュースがあります。Midjourneyは約25枚の画像を無料で生成できるトライアル期間を提供しています。

効果的な使い方のコツ

1. プロンプトの練習: 無料期間を使って、効果的な指示（プロンプト）の書き方を学びましょう。
2. スタイルの探索: さまざまなアートスタイルや表現方法を試してみましょう。
3. 用途の検討: ビジネス、個人プロジェクト、趣味など、どんな場面で活用できるか考えてみましょう。

Midjourneyは、新規ユーザーのために使い方を解説する動画をXで公開しています。これを見れば、無料枠を無駄にすることなく、効率的に学習を進められるでしょう。

AIツールの学習曲線は急速です。最初は思い通りの結果が得られないかもしれませんが、プロンプトの書き方を工夫することで、驚くほど精密な画像生成が可能になります。無料トライアルを最大限に活用し、自分なりのコツを見つけることが重要です。

プロンプト：
Surrealistic close-up of a human hand grasping a delicate butterfly, intricate details of fingertips and wings, soft natural light -v 6.1

アカウント連携と有料プランの選び方

Midjourneyは、GoogleアカウントまたはDiscordアカウントでの新規登録を受け付けています。しかし、既存のDiscordユーザーには注意点があります。

Discordユーザーへの重要なお知らせ

David Holz氏は、現在のユーザーに対して、画像履歴を保持するためにDiscordアカウントの使用を推奨しています。Webサイトにログインした後、プロフィール設定から両アカウントを統合することも可能です。

これにより、以下のメリットが得られます：

• 過去の作品の一貫性保持
• 学習曲線の継続
• コミュニティとのつながりの維持

有料プランの選び方

無料トライアルが終了した後も、Midjourneyを継続して使用したい場合は有料プランへの加入が必要です。Midjourneyは4つのプランを提供しており、最も安価なプランは月額10ドル(日本では税込 11ドル)、年間は96ドルからとなっています。

プラン選択のポイント：

1. 使用頻度: 毎日使用するか、時々のプロジェクトのみか
2. 画像の複雑さ: 生成する画像の複雑さによって必要なクレジット数が変わります
3. 商用利用**: ビジネスでの使用を考えている場合は、適切な権利が含まれるプランを選択

Midjourneyで広がる、創造の新世界

MidjourneyのWebサイト公開は、AI画像生成の世界に革命をもたらします。これまでテキストだけで表現していたアイデアを、瞬時にビジュアル化できるようになったのです。

活用シーンの例

• マーケティング: 商品イメージやSNS投稿用の画像を手軽に作成
• 教育: 複雑な概念を視覚化し、理解を促進
• エンターテインメント: 物語のキャラクターやシーンを具現化
• インテリアデザイン: 部屋のレイアウトや雰囲気をシミュレーション